運転席側と助手席側のエアコン吹出口からの温度が違うということで入庫のワゴンR。
運転席側が全然冷たい風が出て来ない症状。
助手席側は冷たい風が出ています。
確認してみると明らかに緩い風が出てきます。
まず考えられるのはエアコンガスの不足。
という事で…

まずはエアコンガスリフレッシュ。
目的はクリーニングではなく現在のエアコンガス量のチェックと規定量の充填。
300gのガスが規定量、回収されたのは140gほどでした。
半分くらいまで減っていました。
ガスの充填が終わりエアコンスイッチオン。
手をかざすとほぼ同じような温度の風が出るようになりました。
ただ風量が若干弱いような気もしたのでフィルターチェック。

だいぶ汚れが溜まってましたね。
新品に交換しましょう。

ついでにエバポレータも洗浄。
エバポレータの汚れを落として風の通りを良くします。
エバポレータとはラジエーターのような形状でここを通った風が冷やされて吹出口か出てくるようになってます。
一連の作業が終わり左右の吹出口の温度を測ってみると

右21℃

左も21℃
最初は右が30℃で左が24℃。
規定のエアコンガス量と風の通り道の清掃で冷却効率もアップしました。
ただ去年もガスに補充をしているので少しずつのガス漏れも疑われます。
そこで、ガス漏れ防止剤も添加。
これでしばらく様子を見てもらいましょう。
それにしても暑い1日でした。
そんな今日は他にもワゴンR2台とタント1台のエアコン不具合対応。

タントはウチの代車ですが…
今日、お客様から停車中はエアコンの効きが弱くなると聞いてエアコンガスリフレッシュを。
1ヶ月前にも施工したんですがガス量が半分になってました。
ガス漏れしているようですね。
なのでこちらも

ドクターリーク(ガス漏れ防止剤)注入。
これで止まってくれれば…
電話でもエアコン不具合の点検依頼が2件ありました。
ここまで暑いとエアコン不調はキツすぎますね。
代車も間に合わない状況になっているので即修理も難しい状況でご迷惑をおかけしております。🙇♂️
外注先の電装屋さんも相変わらずいっぱいいっぱいみたいですね。