アクセルを踏み込んでエンジン回転を上げる際にエンジンがバタつき、走行中もスピードが出ないとのことで入庫のエクストレイル。
12月にエンジン不調でエアーホースを交換した車の再入庫です。
前回修理の際に「他に不具合が出る可能性がある場所は?」と聞かれて「距離的に点火系に不具合が出てもおかしくないかも…」と話していましたが、、、
状況からしてイグニッションコイルなどの点火系に異常がありそうです。
ただ日産車の場合、イグニッションコイルまたはスパークプラグを交換するためにインテークマニホールドを取り外さなければいけない車種が多いです。

エクストレイルもその1台。
これが無ければ簡単に交換できるんですけど。

4本のイグニッションコイルのうち4番目だったらインテークマニホールドを外さなくても大丈夫なんで「4番だったらラッキーですね」とお預かりしました。
という事でスキャンツールにてコンピュータ診断を。

なんと4番シリンダーにミスファイヤの異常が!
これなら4番だけ替えて後日他の部分に不具合が出たら全交換という形での修理も可能です。
さらに運がいいことに先週引き取った事故車からの部品流用が可能です。

事故車から外した4番のイグニッションコイルをエクストレイルに移植。
エンジンの吹け上がりがスムーズになりました!
一旦この状態で乗ってもらって様子見ということでお渡しさせていただきました。
インテークマニホールドを外して全イグニッションコイル&スパークプラグ交換を想定してたので、修理費用が1/10ほどで終わったのでとても喜んでいただけました。
ただ、中古部品なので保証はありません。
他の3本もいつ不具合が出るか…なんせ20万km走行なので。
次回同じ症状が出たら全取り替えですね。ーー